名月姫史跡の宮
尾浜八幡神社
ごあいさつ

尾浜八幡神社は、
尼崎市尾浜町庄下川に接して鎮座し、
名月姫ゆかりの地として
古くから地域の皆様に親しまれてきました。
応神天皇を主祭神とし、
歴史と伝統を受け継ぎながら、
四季折々の祭事や行事を通じて多くの方々に
ご参拝いただいております。
毎年中秋の名月の日には、
名月姫遺跡である宝筐印塔の前にて供養祭
(名月祭・観月の夕べ)を行っております。


尾浜の歴史に触れ、
神々に祈る心静かな時間を
お過ごしください。



尾浜八幡神社の歴史
当神社は尾浜の地に鎮座する歴史ある神社です。
創立年代は残念ながら分かっておりませんが、尾浜の歴史とともに古くから存在し、天正年間(1573~1591)の荒木村重滅亡時の戦火に遭ったとされ、伝承から少なくとも鎌倉時代からこの地にあったとみられます。
現在の社殿は昭和47年(1972年)に新造されたものです。


名月姫について
当神社について語る際に避けては通れないのが「名月姫」の伝説です。平安時代、14歳で両親と離れ離れになった姫が、母の死後に父と念願の再開を果たしたという伝承が残っています。
境内にある宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、名月姫の墓とも言われ、毎年中秋の名月に供養祭「名月祭」が行われています。

